かくれ里

木曜日, 5月 29, 2014

公益法人


 
 
明治時代から始まって100年余り、教育・文化芸術や慈善活動などを担ってきた「公益法人」の抜本改革が行われており、その大詰めを迎えている。
 
国は6年前に制度の抜本改革に着手した。全国に24000あった公益法人のうち3500法人が改革を受けて解散した。
 
先日の「クローズアップ現代」によると、NHKが取材する中で、実体のない幽霊法人が沢山あることがわかった。国などに戻されるべき資産が回収できなくなっていて、その額およそ100億円あるそうだ。
 
 新制度によって新しく出来た「一般法人」は、国民から見た時にわかりにくい構造になっている。情報公開も簡素化されている。ところがこの中に従来「公益法人」であったところが移行していて、色々な問題が起こっているようだ。