かくれ里

火曜日, 6月 17, 2014

覚せい剤汚染



最近、中高年の間で覚せい剤を使用していて検挙された話をよく聞く。警察庁によると20歳代以下の検挙者数は減少傾向にあるが40歳台以上の増加傾向が続いている。
 
なぜ、社会的立場にある中高年に覚せい剤が広がっているのか、仕事や社会からのストレスによって手を出してしまうのだろうか。薬物を売る側の手口も巧妙になっているようだ。
 
添付したグラフは、薬物事件に詳しい弁護士が作成したものだが、覚せい剤の乱用が急拡大した1997年からは、年を追うごとに検挙者数が減少している。しかし、年齢の比率は逆転している。
 
1997年ころに使い始めた青少年のうち、やめる機会を逸したまま年齢を重ねた人たちが、いま中高年になって検挙者数を押し上げているのではないかとみている。いずれにしても覚せい剤は恐ろしい。何とか撲滅できないものだろうか。