かくれ里

水曜日, 6月 25, 2014

朝鮮動乱



朝鮮戦争は、1950625日から3年間余りにかけて、朝鮮民族の分断国家、大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の間で勃発した国際戦争。65年が過ぎた今の朝鮮半島の姿だ。
 
当時、僕は10歳で広島県呉市に住んでいた。終戦から5年が過ぎて日本国はアメリカ軍の占領下で復興が始まったばかりだった。この戦争によって日本の景気が良くなったと聞いているが、朝鮮半島では大勢の人が亡くなっていたのだ。
 
この戦争は、大日本帝国が連合軍に降伏し朝鮮は解放されたが、終戦間際に対日参戦したソ連軍が朝鮮半島に侵攻を始めた。ソ連軍に朝鮮半島全体を把握されることを恐れたアメリカ合衆国は、南北分割占領を提案し、北緯38度線を境に、北部をソ連軍、南部をアメリカ軍が占領することになった。
 
その後、北朝鮮と韓国の紛争が始まったがソ連とアメリカによる代理戦争の様相を呈した。日本はアメリカ軍の占領だけだったが、朝鮮半島のようになっていたら今の日本はなかっただろう。