かくれ里

火曜日, 11月 25, 2014

横綱白鵬のスピーチ



大相撲九州場所は23日に千秋楽を迎えた。今場所は横綱白鵬が32回目の優勝が出来るかが話題になっていた。この記録は大鵬に並ぶ大記録だからである。そして鶴竜を破って14勝1敗で優勝した。白鵬は29歳だからこの先どれだけ優勝できるかわからない。
 
この日、相撲中継はカーラジオで聞いていた。優勝インタビューをモンゴル語で話していたのは分かったが、その他の内容はわからなかった。白鵬は、このインタビューで、「明治の初めに断髪事件が起きた時、大久保利通と言う武士が明治天皇に頼んで伝統文化を守ってくれたそうで、天皇陛下に感謝したい」と語ったそうだ。
 
このことを、白鵬に教えられた日本人が多かったようだが、日本人以上の日本人である横綱白鵬のスピーチには喝采を送りたい。
 
  大相撲は日本の国技と言われているが、現在はモンゴル勢の躍進は目覚ましく、3横綱はすべてモンゴル人だ。だがモンゴル人と日本人は相性が良く3横綱とも日本力士のように見える。日本語も流暢に発音している。日本人が相撲世界に入りたがらなくなった現在はこの状態がベターではないだろうか