かくれ里

木曜日, 2月 05, 2015

早春賦


http://youtu.be/n_vWpnYv2FA 


春は名のみの風の寒さや

谷の鶯歌は思えど

時にあらずと声も立てず

時にあらずと声もたてず
 

氷解け去り葦は角ぐむ

さては時ぞと思うあやにく

今日もきのうも雪の空

今日もきのうも雪の空
 

春と聞かねば知らでありしを

聞けば急かるる胸の思いを

いかにせよとのこの頃か

いかにせよとのこの頃か
 
 
歌詞の「春は名のみの」とは、立春を過ぎて暦の上では春になったことを指す。この歌は大正2年(1913年)に発表された吉丸一昌作詞、中田 章作曲の日本の唱歌である。
 
2006年から2007年にかけて、文化庁と日本PTA全国協議会が選定した、日本の歌100選に選ばれている。