かくれ里

土曜日, 3月 14, 2015

中国人民解放軍は張子の虎



中国は人口13億5千万人以上の世界一人口が多い国だ。同国は中国共産党に統治される一党独裁国家である。第二次世界大戦で大日本帝国が降伏後、共産党が国民党を破り北京市にて中華人民共和国を設立した。
 
中国の軍隊は人民解放軍だが、実際は共産党に忠誠をつくす軍隊で、元々は毛沢東の私兵だった。この人民解放軍が肥大化するにつれて共産党と同様に腐敗が蔓延しているそうだ。
 
この20年間にわたり毎年10~20%の伸びを示している軍事費は、軍の高官が勝手に流用して私腹を凝らしていると言う。本当の装備は予算に比較して非常に貧弱なものだそうだ。
 
集近平氏が腐敗撲滅運動に取り組んでから2年間で、軍のトップ16名のうち9名が逮捕され裁判にかけられている。人民解放軍の実力は見かけほど強くなく、日本にとっては喜ぶべきかもしれない。しかし、集近平氏にとっては悪夢だろう。腐敗撲滅運動は今後も続くだろうと言われている。