木製ダム
日本各地の河川の治水対策としてダムがつくられているが、現地で調達した間伐材や岩石を利用して作られる高さ2m程度のダムが木製ダムである。設置個所によって地形が変わるので、同じ形の木製ダムは存在しない。
山歩きをしていて谷川に施工されているコンクリート製の堰堤などに出くわすと、不自然な気分になる。治水のためには必要なのだろうが、そこの地形にマッチしていない場合が多い。
その点、木製の場合、設置してから数年するとその場所に溶け込んでしまう。耐用年数は10年程だが、小渓流においては緩衝材としての効果もあり、いくつか造れば防災に役立つものだ。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home