かくれ里

火曜日, 3月 10, 2015

マクロ経済スライド



わが国は、超高齢化社会になって年金の支払いが増えている。公的年金制度は現役世代が納めた保険料から高齢者に年金を支払う仕組みだが、この制度を持続させるためには、保険料負担を増やすか、給付を抑える必要がある。
 
マクロ経済スライドは、現役世代の減少と平均寿命の延びに合わせて年金額を抑える仕組みで、2004年の年金制度改革で導入したものだが、デフレが続きこれまで一度も発動したことがない。
 
本来、年金額は前年の物価や賃金の上昇に合わせ翌年度から増額される。マクロ経済スライドでは、年金は物価上昇率まで上げず、実質的に減額していく。条件が揃えば自動的に発動されることが法律で決まっている。
 
  このため来年度は、マクロ経済スライドによる抑制分を、本来の物価上昇による増額分より約1.1%抑制される見通しの様だ。正式な年金額は2014年の年間物価上昇率を反映させ厚生労働省が公表することになる。