株価2万円を突破
東証の日経平均株価が一時的だったが2万円を超えた。15年ぶりだそうな。安倍政権が円安政策を取ることになってから株価は上昇し始めた。安倍内閣が発足した2012年12月の株価は8500円ぐらいだったから実に2.3倍にも上昇したことになる。
2013年4月からは日銀による金融緩和策が実施に移されたため株価は上昇局面に入った。金が余ればまず向かう先は株式と不動産だ。消費者物価が上昇しないのは資金がもっぱらこうした市場に流れているからで、本当は株式と不動産がインフレになっているのだ。
日本の1990年前後のバブルの折は不動産価格のあまりの上昇に驚いた日銀が不動産融資を停止させたことで収束したそうだ。この度の株価の上昇がいつまで続くかというのも日銀が市場から資金を引き揚げるまでだ。その目安は、消費者物価が年率2%になるまでは供給をやめないだろうと言われている。
企業業績は輸出産業を中心に増収増益になり、好業績に沸いている。しかし、この恩恵が中小のところへ回ってくるのは何時の事か。果たした庶民の生活は豊かになるのだろうか。貧富の差はますます大きくなるように思う。
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