かくれ里

金曜日, 4月 24, 2015

最近の流通業界



最近の流通業界で「ちょい高」「プチ贅沢」「メリハリ消費」といった言葉が流行っている。品質に納得すれば価格が高くても買おうという消費が現われていることのようだ。
 
デパートでは腕時計や宝飾品と言った「高額商品」の販売に回復の兆しが出てきているとの事だ。日用品販売大手の「ニトリ」はこうした需要を取り込もうと東京銀座に新店舗をオープンした。
 
この店舗では、若い女性をターゲットに、従来の売れ筋商品と比べれば品質を上げた分高価格の商品を多く扱っている。「ニトリ」は、これまで主に郊外の店舗で低価格を売りに業績を急拡大してきたが、今後はこの分野の需要が見込めるものと考えている。
 
専門家は、消費動向は二極化に向かっているという。所得動行が底打ちし始めていて、価格帯が高くても品質とか新しい機能のある物にお金を払う余裕が出始めている。しかし、このような高付加価値戦略が受け入れられるのは都市部が中心で、この動きが全国に広がるかが課題だと言っている。