かくれ里

日曜日, 6月 28, 2015

TPP交渉が大詰めに



TPP環太平洋パートナーシップ協定を巡る交渉が大きく進みそうだ。アメリカ議会で大統領に大きな交渉権限を与える法案が可決されたからだと言っている。
 
正直なところTPPについては、自分には関係の少ない事案と考えていたのでこれまであまり関心が無かった。TPPはもともとアメリカが仕掛けた枠組みだったが、アメリカ議会の承認が得られず足踏み状態が続いていた。
 
TPPのメンバーはアメリカ、日本、オーストラリアを含む12カ国で構成されており、中国は入っていない。TPPでは特に知的財産権の保護を重要視しており、中国を入れてないのは知的財産権を保護することが目的のようだ。
 
 中国は、知的財産権は奪うものと思っているようで、これまでサイバー部隊がアメリカや日本の先端産業の知識を盗んできた。日本とアメリカの間では農産物の関税の引き下げ交渉が行われているが、TPPの本質はあくまでも知的財産権の保護の様である。