かくれ里

水曜日, 9月 16, 2015

ブナの木



ブナの森は保水力が高く自然が良好な形で形成されているそうだが、その多くが伐採されまとまった天然林はほとんどなくなった。大阪近郊の山でもブナの森はあまり知らない。
 
ところで、先月Oさんに連れて行ってもらった和泉葛城山のブナ林は、国の天然記念物として文化財の指定を受けているそうだ。当日、N先生からブナの葉っぱの見分け方などを教えてもらった。
 
ブナの木は、高さ30mに達する落葉高木で若い枝は褐色で光沢がある。秋には黄葉し、その後落葉する。5月ごろに葉の展開と同時に開花する。果実は10月ごろに成熟し、中の胚乳は渋味がなく美味で生のまま食べられるそうだ。
 
しかし、ブナは基本的に毎年不作であり、5~10年に一度豊作になるだけだそうだ。ブナについて調べてみると色々わかってきて面白い。草花にも興味があるが、樹木の事ももっと知りたいと思うようになった。