かくれ里

水曜日, 2月 10, 2016

電力小売りの自由化



今年4月から電力小売りの自由化が始まる。これまでは地域の電力会社の独占営業だったが、4月からは契約先を自由に選べる様になる。自分に合った料金プランを選択することが出来るというのだがどのようになるのだろうか。
 
電力自由化とは、具体的には 発電、送配電、小売販売の自由化の事だ。新しい電力会社には誰でもなれる。現在、ガス会社や通信会社など169社が登録しているそうだ。
 
しかし、新電力会社には発電設備はあっても送配電設備網がない。新電力会社は電力会社に使用料を払って送電しなくてならない可能性がある。その為に電力会社も発電と送電を分離する自由化も実現しなければならない。
 
 電力自由化は国のエネルギーに関する規制緩和の提言によるものだが、東日本大震災での福島原発の事故がきっかけに国民の関心が高まり、電力自由化や発送電分離等の議論が積極的になった。果たして電力自由化は国民にとってメリットがあるのだろうか。