かくれ里

土曜日, 2月 13, 2016

重力波



ノーベル賞ものだとニュースで知った重力波とはとは一体どんなんだろうか。アインシュタインの相対性理論は聞いたことがある。重い天体の重力で光が曲がることなどを予言したのを、これまでの研究で正しいことが証明されている。
 
しかし、最後の宿題が重力波だったというのだ。重力波の研究は1970年代から始まっており、アメリカはこれまで11億ドルの研究費を投じているそうだ。今回アメリカの研究チームが観測したとの報告があって、重力波が宇宙の新たな観測手段になりえることが分かった。
 
二つのブラックホールが合体した瞬間に生じた「時空のひずみ波」が、13億光年先から地球に届いたことが解析してわかったそうなのだ。今後も観察を続けて精度を高めるそうだ。
 
1990年代以降、各国が研究を繰り広げていて、日本も岐阜県に同様の性能を持つ装置を完成させ、来月から試験運転を始める計画だ。今回アメリカが一番乗りしたが、今後は日本が果たすべき役割に期待したい。