かくれ里

火曜日, 3月 29, 2016

ダイコンの花

 


大根もアブラナ科の植物だがスーパーなどで売っているのは真っ白な根っこの部分に葉っぱがついているものが殆どで花を見る事はない。大根の花は白や薄ピンクの花をつける。
 
大根の原産地は地中海地方や中東で、日本には弥生時代には伝わっていたようだ。昔の文献によると大根のことを大きな根を意味する「おおね」と言っていたようだ。根の長さ、太さ等の形状が多様で皮の色も白以外に色々あるらしい。日本ではほとんどが白い品種である。
 
品種としては全国で100種以上が記録されているそうだ。主な品種として青首大根が流通している。辛みが少なく甘味が強く収穫作業が楽なことなどから急速に普及した。
 
他の品種は青首大根に押されて絶滅してしまった品種もある。沢庵漬け用の白首の大根やカブの様な形状の聖護院大根などがある。品種保存や町おこしなどで一部の農家が少量栽培しているものもあるようだ。