日本死ね の波紋
今年の流行語大賞に選ばれた「保育園落ちた、日本死ね」について、審査員の一人、歌人の俵万智さんが自分のツイッターで「良い言葉ではないが、世の中を動かした。そこには言葉の力があった」と選考理由を述べている。
俵さんは、「死ね」がいい言葉なんて私も思わない。でも、その毒が、ハチの一刺しのように効いて、待機児童問題の深刻さを投げかけ、世の中を動かした。お母さんが、こんな言葉を使わないような社会になってほしい。とつぶやいている。
俵万智さんのツイートに対してネットの反応は様々だ。一例として「あなたは日本語の美しさを表現する短歌という分野で世に知られた人でありながら、日本語として美しさも品性のない言葉を価値のあるものと認めた」と言ったような批判する意見もあった。
好意的な意見も少しはあったが、僕はやはり「保育園落ちた日本死ね」は今年の新語流行語にするべきではなかったように思った。
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