改正ストーカー規制法
今国会で成立した「改正ストーカー規制法」では ブログやツィッターなどで執拗にメッセージを送ったりする行為も規制の対象になった。
ストーカーの相談は年間2万件を超えているそうだ。ストーカーというと、実際につきまとうというイメージを持つが、最近はネットを通じたつきまとい行為も多いようだ。今回の改正ではSNSで執拗な書き込みをすることも罰せられる。
これまで基本的には、まず警察が警告をし、それでもやめなければ相手の弁明を聞いた上で「禁止命令」を出していた。しかし今後は、危険が押し迫っている場合は、事件を未然に防ぐために、いきなり「禁止命令」を出すことが出来るようになった。
「禁止命令」の警告で約9割は行為が止まっているようだが、問題は残りの1割だ。中には逆上して一層激しい行動に出る者もあるようだ。加害者の中には治療が必要なケースもあるようで、警察は、加害者に医療機関への受診を促す取り組みも行う。規制対象の拡大などは、来年年明けからとなっている。
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