かくれ里

土曜日, 12月 17, 2016

トランプ政権が日ロ関係に影響?



アメリカの トランプ次期大統領はエクソンモービル社のCEO、レックス・ティラーソン氏を国務長官に起用すると発表した。彼はトランプ氏と同様、政治経験は全くないが、エネルギー開発を通じてロシアのプーチン大統領とも親密な関係を築いてきている。
 
アメリカの国務長官は日本の外務大臣と同じで、ロシアと太いパイプを持つティラーソン氏を外交のトップに立てることで、冷え込んでいる米ロ関係の改善の兆しが出てくることになりそうだ。
 
一昨日と昨日は、良い雰囲気の中で日ロの首脳会談が行われたが、米ロ関係の改善の兆しは当面、日ロの経済協力には追い風になりそうだ。だが、米ロ関係が本格的に改善すると、アメリカ企業のロシア進出も可能になるだろう。
 
情勢の変化次第では日ロの経済協力が後退するかも知れない。ティラーソン氏の国務長官の起用によって、日ロ関係がどうなるのかは未知数だ。