かくれ里

火曜日, 12月 20, 2016

ソフトバンク



 ソフトバンクの孫正義社長が、126日にアメリカのトランプ次期大統領と会談し、米国のビジネスに500億ドルを投資し5万人の新たな雇用創出することを宣言した。トランプ氏との会談についてもびっくりしたが孫社長の判断力には感心する。
 
 これまでにも、ヤフーなど大型企業の買収に成功してきており、先日はイギリスのアーム・ホールディング社を日本円にして凡そ3兆5千億円で買収することを決めた。将来のIoT市場の拡大を狙っての投資だろう。
 
 さらに驚いたのは、サウジアラビア王国のファンドと組んで、10兆円規模のファンドを設立すると発表した。来年にはファンドの運用開始を予定しており、米国への5兆円投資はこのファンドからの投資のようだ。
 
 ソフトバンクグループの株価は上昇を続けている。12月8日時点の株価は、7970円の高値を更新している。今年2月時点で4133円の最安値を付けていたのからすると、90%以上も値上がりしている。今後のソフトバンクの動きからは目が離せないようだ。