ネット通販のこれから

ネット通販ビジネスが新たな局面を迎えている。アマゾンが次々と新しいサービスを投入している一方、楽天に元気がみられなくなっている。アマゾンはプライム会員を対象に1時間以内に配送するサービスを始めた。

 

このサービスには1回あたり２５００円以上の注文が条件で配送料８９０円がかかる。しかし２時間以内で良ければ無料となる。最もプライム対象商品はこれまでも送料は無料だ。

 

このようなことからネット通販は日本国内ではアマゾンの圧勝かと思われていたが、量販大手のヨドバシカメラがアマゾンを超えた積極的な対応を打ち出している。同社は、約４６０万点の商品をネットで扱っているが、そのうちの凡そ１割は注文を受けると即座に出荷できる体制をとっている。

 

ヨドバシはこのサービスを実現するために、各所に大型物流センターを構築し、専用の情報システムを構築している。配達要員はすべて自前で確保し、運送会社は使っていないとのことだが本当だろうか。