かくれ里

月曜日, 3月 27, 2017

解体工事始まる


西田辺にあるシャープ旧本社ビルの解体工事が始まった。台湾の鴻海精密工業に買収されたシャープは、昨年本社を堺市に移したが、旧ビルの買戻しも検討していた。だが、売却先の家具大手のニトリとの交渉がうまくいかなかったようだ。
 
このビルは、創業者の早川徳治氏が東京の本社を関東大震災で失い、第二の創業場所として再起を図ったところなのだ。ニトリによる解体工事は8月まで行われ、同地には、ニトリホーディングスの大型店舗が建設される。
 
当店はシャープとは直接の取引がなかったが、液晶テレビをはじめ様々な電化商品の販売はさせてもらった。また、お得意先には、シャープの従業員の方もおられた。早川徳治さんが、以前にお住まいになっていたお宅にも仕事で伺ったことがある。
 
そんなわけで、在所近くのシャープの本社ビルがなくなるのは寂しいことだ。道路を挟んだ向かい側の田辺ビルも、NTT都市開発に売却されているそうなので、いずれ何かの建物が建つのだろう