かくれ里

金曜日, 5月 26, 2017

G7サミット


世界の主要7か国 を意味するG7の会合が今年はイタリアで開かれている。安倍首相は昨日政府専用機で経った。G7のメンバーは、日本、米国、英国、フランスス、ドイツ、カナダだ。昨年は日本で開催し、オバマ氏が広島を訪問したことが話題になった。
 
今年のサミットは、米、英、仏、伊のトップは初めての出席だ。カナダのトルドー氏は2回目。安倍首相は6回目で小泉純一郎氏と同じになる。ドイツのメルケル氏は12回目で最古参である。
 
これまでG5、G7、G8、G20と、Gに続く数字は時代と共に変わってきた。1973年、オイルシック後の対応を巡って、日、米、英、仏、西ドイツの財務相が集まったのが「G5」の枠組みの始まりだ。その後イタリアとカナダが加わり「G7」の体制になった。東西冷戦終了後にロシアが加わって「G8」の形になったが、2014年のクリミヤ問題で再び「G7」に戻った。G7の会合は大きく分けて2つある。一つは主要国のトップが集まる首脳会議(サミット)と、経済政策の協調の場として開く財務相・中央銀行総裁会議だ。
 
1990年代に入りG7各国の高齢化率はスピードが一気に速まり、日本は2015年には高齢化率が25%を上回った。医療・福祉などの高齢化向けサービスの充実と、労働力人口の確保は、経済成長を考える上で重要な議題の一つになった。