かくれ里

水曜日, 7月 05, 2017

CRP検査について


何週間か前のNHKテレビの「ためしてガッテン」で、将来心筋梗塞を起こすかもしれない人を見つける研究が行われていて、高感度CRP検査によって可能になったと言っていた。心臓に欠陥がある者には朗報のようなので観ていた。
 
これまで通常のCRP測定では、患部の炎症の度合いを測っている。平時には血中のCRP値はほぼゼロだが炎症が起こるとその程度に応じてCRPが増加する。CRP値が高いほど広範囲で炎症が起きている人がわかる。
 
最近の測定技術の進歩でで、炎症がないのにごく微量のCRPが連出された場合に動脈硬化が絡んでいることが判明されて、炎症とCRPが動脈硬化の増悪に関わることも分かったそうだ。CRPの新しい側面として注目されているとのことだった。
 
高感度CRP検査は、心疾患以外にも新生児感染症のモニターにも利用されているらしい。しかし、このあたりになると専門的でよくわからない。