かくれ里

土曜日, 12月 23, 2017

原発廃炉問題


関西電力は、福井県にある大井原発1号機と2号機の廃炉を決めることにしたようだ。原発は福島の事故以来、これまでに6基が廃炉になっているが、いずれも小型でコストをかけて安全対策をしても採算が取れないからだった。
 
ところが、大井原発は効率が良く、100万kWの発電能力がある。これまで再起動を目指すと言っていただけに関係者の間では驚きの声が上がっている。
 
政府のエネルギ政策としては、温暖化政策の事もあり、2030年までに原発で必要電力の20%余りを賄おうとする計画を立てている。しかし、現在稼働しているのは5基で全電源の2%だ。
 
  僕は、以前大井原発の見学に行ったことがある。その折には原発の安全性を実感して帰ったことを覚えている。その後福島の事故があって、考えも少し変わった。しかし現在は、化石燃料の枯渇問題や地球温暖化のことなどを考えると、原子力発電は必要ではないかと思っている。