かくれ里

火曜日, 3月 06, 2018

認知機能検査


運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が75歳以上のドライバーは、高齢者講習の前に認知機能検査を受けなければならなくなった。僕も1昨年の免許証更新時にこの検査を受けた。
 
 認知症機能検査とは、記憶力や判断力を測定する検査で、時間の見当識、手がかり再生、時計描画という3つの検査項目についての検査だ。具体的には、① 検査日当日の年月日、曜日、時間を回答する。② イラストを見ながら検査官の説明を聞いてヒント無とヒント有の回答をする。③ 時計の文字盤を書いて指定された時刻を表示する。
 
 検査の結果、「記憶力・判断力が低くなっている」との結果の場合には再度の適性検査を受け、医師の診断書を提出することになる。認知症であると診断された場合には運転免許証の取り消しされることもある。
 
 また、昨年3月には道路交通法が改正され、75歳以上のドライバーが交通違反をした場合に、臨時の認知機能検査を受けなければならなくなったそうだ。だがこの検査自体はあまり意味のないことのように思う。うがった見方をすると、経営不振の自動車教習所の仕事を増やすためだけのように思えて仕方がない。