かくれ里

水曜日, 4月 25, 2018

朝鮮半島の今後


韓国と北朝鮮の首脳会談が27、28日に開かれる。その後米朝首脳会談が予定されている。韓国の文大統領は「南北統一」を目指している。そのための手法が南北連邦制だろう。この場合、表向きは南北対等のように見えるが、文大統領は親北派だから韓国が北朝鮮に飲み込まれても構わないと思っているのではないのだろうか。
 
 北朝鮮が中国と接近していることも好都合だ。南北統一後も中国と運命共同体と考えるなら、首脳会談の際に北朝鮮と一緒に中国とも友好アピールをするだろう。
 
 韓国の大統領任期は5年1期で再選はない。文政権は、2期8年にするための憲法改正案を国会に提出した。文大統領は韓国を資本主義から社会主義へ転換しようと考えているのではないか。
 
 そのためには在韓米軍は撤退してほしいだろう。南北首脳会談では、朝鮮半島の平和という大義名分を掲げてそのための一歩を踏み出すのではなかろうか。そして米国向けには、「朝鮮戦争の終結を達成できたトランプ大統領」と持ち上げて朝鮮半島の平和をアピールしたいのでは。