かくれ里

月曜日, 4月 16, 2018

米国のTPP復帰はあるか


トランプ大統領がTPPからの離脱を掲げてから1年余りたった412日に、復帰に向けて通商代表部に指示をしたそうだ。もし復帰すれば180度の方向転換になる。
 
 米国内のお家の事情があることだろうが、トランプ氏のこれまでの行動を見る限り真偽のほどはまだわからない。今年11月の中間選挙で共和党が苦戦すると予想されているだけに、トランプ氏としては共和党の議席が失われることに歯止めを掛けたいのであろう。
 
 トランプ氏の保護貿易主義の論理は各国との貿易不均衡を是正するためである。国内産業擁護こそが「アメリカ・ファースト」だったはずだ。しかし、これまで保護主義政策をとっていても貿易不均衡は簡単に是正できないことを知ったようだ。
 
 TPPは今年3月8日に南米チリで、米国を除く11か国が「TPP11」の文書に署名し、2019年の発効を目指している。米国が参加することになれば歓迎されるべきことである。