かくれ里

木曜日, 6月 21, 2018

マレーシア



92歳で15年ぶりに再登板したマレーシアのマハティール首相が、12日間の日程で来日した。復帰(5月10日)後初めての外遊である。日本政府はマハティール氏を手厚くもてなした。安倍首相や黒田日銀総裁とも会談した。
 
 マレーシアは、東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部を領域とする連邦立憲君主国家で、人口は約3200万人だ。イギリスより独立したのは1957年で、マレーシアの成立は1963年9月16日である。
 
 マハティール首相は、訪日期間中に多くの場で発言したが、TPP問題については「特に関心がなく、再交渉が望ましい」と述べた。また、「アジアの未来」において、中国は極めて重要な存在であると語った。
 
 マハティール首相は会議において、中国に対する自らの見解を説明し、中国とは友好交流を望んでおり、対立ではなく話し合いを望んでいると丁寧且つ忍耐強く説明した。