かくれ里

土曜日, 6月 16, 2018

東アジア情勢はどうなる


米朝会談の後、マスコミは様々な反応を示しているが、二人はお互い腹を割った話し合いができたのではないかと思われる。しかし年齢から言っても、多くの修羅場を潜ってきているトランプ氏は金正恩氏より一枚上手だろう。
 
 北朝鮮はこれまでアメリカと中国を股に掛けた外交を取ってきた。もし、今回の会談によって北朝鮮がアメリカの駒になるようなことがあれば、中国にとっては一大事である。
 
 金正恩氏としては、現在の体制は維持しながら経済的援助は欲しいだろう。アメリカは金銭的な援助は日韓がしてくれるだろうと言っている。日本はそれなりの腹はくくっていると思うが、韓国は南北の統一を望んでいるようだ。
 
 しかし、南北の統一は簡単ではないだろう。それよりも南北が拮抗することの方が東アジアの情勢は安定するのではなかろうか。日本の為にもその方が良い。その時には、米中の勢力も拮抗することになるのでは思うのだが。