成人年齢
民法が改正され成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた。施行されるのは2022年4月1日からだ。1876(明治9)年以来、約140年ぶりの改正とのことだ。
選挙権年齢は2015年に成立した改正公職選挙法で18歳からと決まったが、この法律の付則で成人年齢の引き下げについても検討するとなっていた。
今回の改正法の付則には、成人年齢の引き下げに伴い、関係のある法律の改正も盛り込まれた。飲酒や喫煙、公営ギャンブルについては、健康被害やギャンブル依存症への懸念から、法律の名前にある「未成年者」を「20歳未満のもの」と改める。
僕が成人したのは1960(昭和30)年だ。1月15日に成人式を迎え、晴れて大人の仲間入りができたと喜んだものだ。しかしそれから60年近く経った現在、日本の人口構成や社会情勢は大きく変わった。だが、「成人」となるのは20歳のままで良いのではなかろうか。
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