かくれ里

土曜日, 7月 14, 2018

甚大な災害


今回の記録的豪雨による災害は想像を絶するものがあった。自分にゆかりのあった場所の様子がテレビ画面に何度も映し出されるたびに、被災された方々が気の毒で仕方がない。
 
 安倍総理大臣は、今月11日からの外国訪問を中止して災害対応に万善の対応を示している。政府は復旧にかかる費用を支援する「激甚災害」の指定を急ぐ方針だ。与党内からは補正予算を組むべきとの声も出ている。
 
 しかし、野党からは政府の初動に対しての批判の声も上がっている。立憲民主党などは、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備法案を担当する石井国土交通大臣は、災害対応に専念すべきだと政府与党をけん制している。
 
 今の国会は今月22日までだが、政府与党は重要法案を今国会で成立させることは譲れないとしている。国会最終盤の攻防が激化するのは避けられないとしても、政府、与野党には、豪雨の被害者への支援策について建設的な議論をしてほしい。