キャッシュレス化
現金のやり取りなしで決済する「キャッシュレス化」が世界的に進んでおり、民間消費に占めるクレジットカードとデビットカードの割合は世界では40%に上っている。日本では17%程度だ。現金決済を好む文化が根強く、ATMなど金融インフラも整備されており現金決済が便利だからだ。その上、治安も良い。
しかし、2020年の東京オリンピックなど、外国人観光客向けにキャッシュレス環境を整える目的もあり、経済産業省は今年4月に、2027年までに民間消費のキャッシュレス決済を40%程度にする目標を定めたようだ。
ソフトバンクとヤフーは日本国内でキャッシュレス決済の普及を促進することを目的に合弁会社PayPay(ペイペイ)を設立し、バーコードやQRコードを使って決済ができる『スマホ決済サービス』を開始することになった。
キャッシュレス化には、現金を持ち運ばなくて良いだけでなく、取引記録のデーター化でお金の管理が容易なるなどのメリットがあるが、個人情報漏洩のリスクもある。セキュリティー対策のことも併せて考える必要があるのでは。
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