かくれ里

金曜日, 7月 27, 2018

休戦協定から65年


今日27日で朝鮮戦争の休戦協定が結ばれて65年になる。今、この協定が注目されている。
 
 北朝鮮は、先月の米朝首脳会談の合意に基づいて、朝鮮戦争で死亡したアメリカ軍兵士の遺骨を返還することになった。また、ミサイル試験場の施設の解体する動きもある。北朝鮮としては、アメリカと共に朝鮮戦争の終戦を宣言したいのだろう。 

 トランプ大統領も一時は乗り気だった。だが、ポンペイオ国務長官は北朝鮮が今も核物質の生産を続けていると指摘し、これまで通りの圧力の維持する考えを示している。 

 金正恩委員長は、トランプ大統領宛てに「大統領閣下の努力に感謝する」と記した親書を送り大統領を喜ばせた。トランプ大統領は北朝鮮の非核化には時間制限は設けないとも述べている。遺骨の返還は米朝首脳会談の合意の一つが実行されたことになるので、今後非核化に向けた動きに弾みがついて朝鮮戦争の終戦が成るのかはわからない。