かくれ里

土曜日, 8月 11, 2018

日本型リーダーシップ


鴻海グループ副総裁からシャープの社長に就任した戴正呉氏が率いるシャープの、2017年度の決算は4年ぶりに黒字決算に転換した。
 
 戴社長は、シャープの本社機能を堺工場内に移転する際に、創業者の早川徳治氏の銅像も旧本社から移設し、出勤時には一礼を欠かさない。それほどに早川徳治氏を尊敬し、経営信条を継承しようとしている。
 
 8月3日の社長メッセージで、八尾工場での冷蔵庫生産を来年9月までとし、白物家電の国内生産から撤退する。栃木工場での液晶テレビ生産も年内に打ち切って海外生産に切り替え合理化を図ると説明した。
 
 戴正呉社長の「経費節減」は徹底している。社長の住まいはシャープの社員寮だ。「清貧」に徹する姿勢がシャープ社員から信頼を寄せられる源泉になっている。戴社長のリーダーシップは,鴻海流で有言実行する「日本型リーダーシップ」のようだ。