かくれ里

火曜日, 8月 28, 2018

民送テレビの開局


日本のテレビ放送が始まったのは戦後間もない昭和28年だ。この年の月1日、NHKが東京で本放送を開始した。続く8月28日に民間放送の第1号の日本テレビ網が開局した。
 
 テレビ受像機のチャンネル数は6つしかなく、大阪ではNHKが第4チャンネル、民間局が第6チャンネルに割り当てられていた。その後チャンネル数が12に増えて、テレビチューナーの取替をしたこともある。
 
 当時の一日の放送時間は4時間程度でほとんどが生放送だった。野球、大相撲、プロレスなどのスポーツ中継が人気で、駅前などに設置された街頭テレビには人だかりができた。
 
 民間放送の開局と同時にテレビコマーシャルも始まった。やがて高度成長時代を迎え家電メーカーのテレビコマーシャルが盛んに流れ、それにつれて我々の商売は大繁盛したが、現在は夢の又夢だ。