かくれ里

水曜日, 8月 15, 2018

この世界の片隅に


今日は73回目の終戦記念日だ。全国戦没者追悼式では、黙とうの後、天皇皇后両陛下からお言葉を賜った。続いて衆参両議院議長と最高裁判所長官が追悼の言葉を述べられた。
 
 先の戦争では、多くの命が失われた。戦時中の時代を実際に経験した人は少なくなったが、映画やドラマではその時代を克明に伝えているので、戦争を知らない人たちにも伝わっていると思うが、それぞれ、感じ方は違うだろう。
 
 一昨日、このブログに書いた『この世界の片隅に』の評判が良いので、AmazonでDVDを注文したら本日届いたので早速観た。物語の舞台は広島県呉市である。主人公「すず」の生きざまを通して戦時中の生活の様子を表現している。
 
 昭和20年の4月に僕たち家族は呉に疎開した。原爆投下の折のキノコ雲の描写のシーンは僕の記憶と同じだった。観終わって、戦争は絶対すべきものではないと思ったが、今も世界のどこかで戦争は行われているのだ。