かくれ里

水曜日, 8月 29, 2018

大 漁


大衆魚のサンマが不漁で7月に国際会議が開かれ、国ごとの漁獲量の割り当ての提案がされていた。ところが、今年のサンマ漁は活況のようだ。先週から本格化したサンマ漁だが、北海道根室の花咲港では久しぶりの豊漁に港は活気づいている。
 
 花咲港では、28日朝凡そ1300トンが水揚げされた。一日で1000トンを超える水揚げは久しぶりで、競りでは1kgあたり210円と先週の3分の1に値下がりした。
 
 昨年は大不漁で価格も高騰しが、今年は安くておいしいサンマが堪能できそうだ。根室市内の小売店では一匹100円を切る価格で販売されていたようだ。
 
 秋の味覚を代表する魚であるサンマはこれからが旬だ。細い柳葉型で銀色に輝く体形が刀を連想させるところから「秋刀魚」と表記される。塩焼きが絶品だが、刺身用としても流通している。今年はおいしいサンマが食卓に上がるのが増えそうだ。