かくれ里

木曜日, 8月 30, 2018

グラミン銀行



グラミン銀行は貧しい人のための銀行と説明されているが、これはバングラディシュの農村部で始まった取り組みである。担保を持たない人たちにお金を貸すが、あくまでも生活資金以外のお金だ。
 
 この銀行の創設者は、経済学者のムハマド・ユヌス博士だ。1940年生まれの78歳。グラミン銀行と共に2006年にノーベル平和賞を受賞している
 
 無担保で少額の資金を貸し出すマイクロクレジットは、貧困対策の新方策として国際的に注目され主に第三世界へ広がった。グラミン銀行はアメリカにも進出していて貸付金は殆どチャンと返済されている。そのためには色々な工夫がされているようだ。
 
 この銀行の日本版が来月開業することになった。日本では生活保護を受けている人が210万人いる。だが、保護は受けていないが保護の水準以下の人はその何倍といる。しかしチャンとした融資をする仕組みがない。途上国生まれの仕組みがそこを担おうとしているのでは。