世界津波の日
東日本大震災が発生した2011年に法律で11月5日を「津波防災の日」と設定し、全国各地で津波防災訓練や意識啓発の取り組みを実施している。
1960年のチリ、1976年のフィリピン、1999年のトルコ、2001年のペルー、2004年のインド洋沿岸諸国など、世界各地で津波被害が発生しており、津波の脅威は世界共通の課題となっている。
2015年12月の国連総会において、日本をはじめ142ヶ国が共同提案して、11月5日を「世界津波の日」とすることが決定された。
世界津波の日は、安政南海地震で多くの人命を津波から救ったとされる「稲むらの火」の逸話にも由来する。稲むらの火の原作は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の英語の小説「TSUNAMI」で世界に紹介した。主人公のモデルは、私財を投じて復興に取り組み、将来の津波にそなえて堤防を築いた。
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