新型有人宇宙船
NASAは9年前にスペースシャトルの運用を終了した。その後はロシアの宇宙船「ソユーズ」の座席を購入し、飛行士をISSに送り届けてもらっていた。
その後、民間の宇宙開発企業と提携し、この度、スペースX社のカプセル型宇宙船「クルードラゴン」に二人の宇宙飛行士が搭乗してISSを目指すことになった。
スペースX社はNASAにとって長年にわたるパートナーで、これまでISSへの物資補給などを担ってきた。打ち上げはまもなく行われるが、今回は「デモ2」と呼ばれる試験飛行の位置づけだ。
搭乗するのは53歳のハーリー氏と49歳のベンケン氏のベテラン宇宙飛行士の二人だ。NASAは、新型コロナウイルスのパンデミックが続いている為、打ち上げの模様は、現場ではなく自宅から見物するよう呼び掛けている。YouTubeなどで生中継するようだ。
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