かくれ里

火曜日, 3月 16, 2021

混迷のミャンマー

 
ミャンマーの政情はおさまりそうになく、ますますエスカレートしている。最近は警察だけでなく軍の戦闘部隊も加わって、これまでに100人以上が死亡したと見られ、犠牲者は増える一方だ。

 ここに来て、少数民族の武力勢力が市民の抗議活動への支持を表明していて、銃を持ったメンバーがデモを護衛する動きも見える。このままだと、国家が分断され内乱に発展するかも知れない。

国連総会の会合において、ミャンマーの国連大使は、クーデターへの非難を繰り返している。軍は、直ちに暴力を停止して、民主的な体制の回復に踏み出すように望みたいと思う。