リビアの洪水被害
北アフリカの国リビアで、洪水による被害の報道が届いている。リビアはエジプトの隣国で、人口は680万人余。面積は日本の凡そ4倍以上あるが、大半が砂漠で、人口のほとんどは地中海に面した北部に集中している。
2011年に、「アラブの春」の民主化運動で、カダフィーの独裁政権が崩壊した。しかし、その後の内戦で混乱が続いている。そんな関係で国のインフラ整備は全然行われてこなかった。
そんな折、今回の洪水による甚大な被害が発生した。データーによると、わずか1日で、年間の降水量を上回る雨が降って、ダムの決壊を始め、普段水が流れていない川沿いの建物を破壊したのだ。
地元の市長からは、8000人の死亡が発表されているが、実際の被害はもっと大きいだろうと言われている。被災した地域に向けては、周辺のアラブ諸国などから医療物資や支援物資などが送られているようだ。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home