かくれ里

火曜日, 10月 07, 2008

金融危機


 米国の金融不安から端を発し、ヨーロッパを巻き込み、世界中に飛び火しようとしている。日本も対岸の火事では居れなくなってきた。今日の東京株式市場での株価は一時1万円を割り込んだそうだ。

 麻生首相も国会の質疑において、今回の国際的な金融危機は、1929年の大恐慌に匹敵する。そして、日本への影響は必ず出てくると答弁していた。

 金融機関同士が融通し合う短期金融市場も、お互いの偽心暗鬼から資金が出て来ない。その為、市中銀行は貸し渋りをして来る。企業は設備投資がし難くなり、先行き不安から消費者の買い控えも強まってくる。

 11月には米国大統領戦が行なわれる。日本もその頃に総選挙があるだろう。景気は選挙如何によって、良くなるか、悪くなるか分からないが、今年中はこんな状態が続くのではなかろうか。