かくれ里

土曜日, 10月 18, 2008

LED照明


 最近注目をされている商品にLED照明がある。地球温暖化問題を考える時、エネルギーの使用量の削減は大きなテーマだ。LEDを照明器具に使用すると長寿命・省エネ・省資源などで環境への負担が削減できる。

 しかし、省エネといっても現在のところは蛍光灯には及ばず、やっと白熱灯を追い越した程度だ。メーカー各社は発行効率の良いLEDの開発を目指しているので,5年後ぐらいには、各家庭に浸透するではないかと思っている。長寿命でコンパクトなLEDが、各家庭で使われるようになると、柱や天井などに組み込んだりできるので、これまでの照明器具の概念が変わるだろう。

 LEDは電気を流すと発光する半導体の一種で、LEDチップに使われる化合物の種類によって放出される光の波長が異なる為に赤や青や緑などの光を発する。白色光は2色以上の光を混ぜて白色に見せる手法をとっているが、赤、青、緑の3原色を混色した方が自然な白色になるようだ。

 LEDの寿命は白熱電球のようにフィラメントが切れる事はないが、チップの素材の劣化によって透過度が低下して光束の減退が生じる。だが、技術の進歩によって、より長寿命の物ができるであろう。