かくれ里

金曜日, 1月 30, 2009

孤独死


 年賀状の交換だけの知人から今年は便りが来なかったので心配していたら、先日訃報が届いた。彼女は、家庭の事情で結婚せず、弟や妹たちの面倒を見ておられた。10年ほど前に退職してからは一人暮らしをしていたようだ。聞くところによると死後数日間経って発見されたそうだ。ご冥福を祈る。

 孤独死という言葉をマスメディアなどでよく聞く。核家族化が進んで一人暮らしの人が誰にも看取られること無く死亡することだが、都市部などにおいての事例が多いようだ。都会には人が沢山住んでいるのかかわらず、どうしてだろうか。このような事態の発生防止が求められている。

 孤独死の危険性が高い人には共通した生活習慣がある。それは、一人暮らしで友達がいない。あいさつをしない。人のことに関心を持たない。身内がいても連絡をとらない。催しに参加しない。など、「ないない尽くし」の生活をしているという。

 孤独死ゼロに地域ぐるみで取り組んでいるところもあるようだ。しかし、プライバシーのこともあるのであまり深くかかわることも出来ない。かんたんには解決できない問題だと思う。