かくれ里

火曜日, 4月 28, 2009

W H O


 ジュネーブで開かれているWHOの会議で、世界的に広がっている豚インフルエンザの警戒水準を「3」から「4」にしたと、今朝のトップニュースで繰り返し報道されていた。

 新型の豚インフルエンザは、メキシコで100人以上の死者が出ていて、世界中に感染する恐れがあると騒がれている。日本では今のところ感染の兆しはないが、政府は各省庁が一体となって、情報収集と国民への情報提供を的確に行うとともに、安全・安心の確保に万全を尽くすとしている。

 ところで、WHO(世界保健機関)は、国際連合の専門機関であって、設立は1948年である。WHO憲章での健康の定義は、『完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない』とされている。そのために病気の撲滅だけではなく、健康的なライフスタイルの推進にも力を入れている。

 2008年現在、日本を含め193カ国と2つのメンバーが加盟している。2008年は設立60周年に当たり、年間様々な祝賀行事が行われた。わが国においては1965年に、社団法人の日本WHO協会が設立されていて、WHO憲章の精神を広く普及徹底さす事業を行っている。