かくれ里

水曜日, 4月 22, 2009

「E A P」


 不況脱出のためにと、2009年度の補正予算案が発表されたが、過去最大の15兆円強とは驚く。その中で、省エネ家電への買い替えを促進する「エコポイント」という施策に注目されだした。

 正式には「エコ・アクション・ポイント」という。頭文字をとって「EAP」ともよばれている。環境省が2008年から地球温暖化対策の一つとして事業を展開している。

 サービスの仕組みは「消費者がCO2の削減につながる行動をした場合に特典を与えよう」というもので、量販店の会員カードのような、どの商品を買ってもポイントがもらえるのではなく、「EAPマーク」の付いた商品を購入したり、EAPとして認可された対応をとった場合にのみもらえる。

 今回、追加対策として、冷蔵庫、エアコン、テレビの3品目を対象に、購入価格の5~13%を国費でポイントとして還元し、省エネ家電への買い替えを促進することになったようだが、何のことかよく分からない。現段階では理解できていない。販売する立場の者が理解していないのに、消費者は理解できるだろうか。おそらく混乱すると思う。今回のことも、麻生内閣の人気取りの一つとしか思えない。国費の無駄遣いではないのか。疑問に思う。

2 Comments:

At 4/22/2009 10:16 午前, Blogger 山田 豊 said...

■09年度補正予算、13兆9300億円 国債追加発行10兆8200億円-赤字国債は、今が100年に一度の刷り時だ!!
http://yutakarlson.blogspot.com/2009/04/09139300108200100.html
こんにちは。27日に09年度補正予算案について、野党やマスコミが問題にするのは、赤字国債のことだと思います。確かに赤字国債を発行するのはなるべく避けたほうが良いです。しかし、実際にはこの程度の国債を発行したとしても、一部の市場関係者が懸念するように、国債金利が上昇するということはまずないです。さらに、赤字とは言っていますが、日本の場合国債の買い手はほとんどが国内であることと、日本国のBS(バランス・シート)を勘案すると実際は赤字ではありません。なぜなら、日本政府そのものが他国に比較するとかなりの資産を持っていることと、日本の家計の金融資産など(1000兆超)を勘案すれば、かなり余裕があることが理解できます。冷静に考えると、現在は赤字国債を発行することの不安より赤字国債を発行しないことの不安のほうが大きいです。なぜなら、現状は、1995~1996年の状況に非常に似ており、当時の橋本内閣が、経常収支のマイナスを気にしすぎて、財政出動をやめ消費税の増税、医療費の負担増などに走って1997年には、ご存知のように山一證券、北海道拓殖銀行の破綻につながったからです。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。

 
At 4/22/2009 7:11 午後, Anonymous 慶喜 said...

yutakarlsonさん、コメントありがとうございます。

ブログ、読まさせて頂きました。政治や金融の事にはうとい私ですが、あらましは理解できました。とにかく、早く景気が回復してほしいものです。

 

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