かくれ里

月曜日, 8月 10, 2009

大阪検定


 「日々ほぼ好日」の鉄田さんのブログには、奈良検定のことが書かれている。正式には「奈良まほろばソムリエ検定」と言うそうだが、奈良に精通した人を認定するための検定で、今年が3回目である。主催は奈良商工会議所。

 今年から、大阪でも検定が行われることになり、6月21日に第一回の検定試験が行われた。受験資格は、学歴、年齢、性別、国籍等の制限はない。出題範囲は、大阪府域の歴史、文化・芸能、産業、食、観光、ことば、自然、地理、スポーツなどの多岐にわたる。幅広い知識がいるようだ。

 資格は1級から初級レベルの3級まであって、初年度は2級と3級の試験が行われた。来年は2級合格者が1級に挑戦できるそうだ。合格者の特典はカード型の合格証の配布の他、市営施設の入場料の割引などがある。

 主催者の大阪商工会議所が8月5日に発表した合格率は、3級が97.8%、2級が70.7%で、受験者から「チョッと簡単すぎたのでは」との声もあったようだ。今回の受験者総数は5822人で、そのうち5190人が合格した。主催者側は、来年度に実施する1級は、もう少し歯ごたえのある問題を準備して、合格したことがステータスになるようにしたいと言っている。