かくれ里

土曜日, 7月 25, 2009

生根神社の夏祭り


 西成区玉出の生根神社は我が家の氏神さんだ。七月は大阪天満宮の天神祭りと同じ日に夏祭りで賑わう。毎年孫たちと神社に行く事にしているが、今年は24日の宵宮に出かけた。

 境内に近づくと、ラジオで聞きなれた声が耳に飛び込んでくる。パーソナリティーの浜村淳の声だ。彼は毎年祭りの応援に来て「だいがく」の説明などをしているが、実際に接するのは今日が初めてだ。

 生根神社の「だいがく」は、やぐらの上に沢山の提灯を付けて担ぎ、太鼓を打ち鳴らして雨乞いをしたのが起源と聞く。昔は大阪の各地で「だいがく」の行事が行われたいたが、戦災で殆どが消失したそうだ。疎開していて戦火を逃れた一基だけがこの神社に現存していて、大阪府の有形文化財に指定されている。

 天気が良かったので大勢の人で賑わっていた。孫たちは、縁日の金魚すくいやスマートボールなどをするのが楽しみなのだ。約1時間、神社界隈を一回りして退散することにした。帰り道、近くの回転すし店で家族団らんのひと時を過ごした。