かくれ里

土曜日, 1月 05, 2013

一里塚


最近、一里塚という言葉をよく聞く。物事を行うときに結果を出すまでに様々な意見があって方向が定まらないときがある。こんな時にとりあえず一番初めにやるべきことだけ決めて取り掛かる。
 
それが達成してから次の一里塚を決めると言うやり方だ。企業でも政治でも、この方法で物事を進める方がうまくいく。安倍政権はデフレ脱却が一里塚だと言っている。
 
本来、一里塚と言うのは、江戸時代、全国の街道に、旅行者の目印として1里ごとに土盛りした塚に木を植えたり標識を立てたりしていた。
 
  一里塚には榎などの木が植えられ、旅人が木陰で休息が取れるように配慮されていた。元々は、街道の両側に設置されていたが、現存する殆どは片側のみになっている。